悪ければ悪いほど良いという発想からは抜け出さなくてはならない。落とした単位の数や服用された薬のグラム数、その他口出すのも憚られるような要素で競うのをやめろ。これは D メールがあるなら数年以上前の自分に向けて送りたい言葉でもある。

オタクの間では世間の SNS フリークに対して「映え」という言葉を武器にして自分を着飾る行為を馬鹿にする風潮があるが、オタクだって自分に不似合いな異常性を実装しようとヤケになっているし周りはそれを持て囃しているしで大して状況は変わらないんだと思う。もっと言えば似ているのは構造に過ぎず、仮にも「良いもの」で自分を着飾ろうとしているインスタ映えの皆様の方がまだまともな事をしているとすら思う。

Wolt が n 回ぐらい 600 円引きで注文出来るらしいので登録してみたが、この手のサービスのものに有りがちな高価格とサービス料でそこそこ持っていかれるため、結局マクドナルドとかいう底辺にふさわしい食事を選ぶことにした。これの面白ポイントは身分に不相応なサービスであるデリバリーサービスをたまたま安く利用出来る機会が生じたにも関わらず結局格安ジャンクフードを選んでいるというところです。

飲み物を飲むまで完全に忘れていたのだが、そういえば紙ストローとかいうものが実装されたらしい。不満が噴出していることだけは知っていたので期待せずに使ってみたら、ひとまず液体が口に流れる事は達成されたので良かった (「紙」というぐらいだし途中でｼﾅｼﾅになって吸えなくなるのかと思っていた)。それはそれとして口に触れた時の感触が新聞紙を食べているようで最悪なのでこの評判も頷ける。

この日記も例に漏れないが、最近文章を書いている時に「これ無理して文字を出力していないか？」と感じる時がある。特にその傾向が強いのが何らかの感想¹を書く時で、小学生並ではないが変に気取ったりしないまともな文章を書くのが難しい。冷静に考えたら享受したコンテンツに対して 1 つ 1 つ感想を付けてないと法律で罰せられることもコミュニティから排斥されることも無いので無理して書くぐらいなら「面白かったものリスト」のような項目をローカルのメモに作ってそこにぶら下げておくだけで良い。