結局、三連休 (だったらしい。「らしい」としているのは、毎日が休日みたいな大学院生1にとって祝日の概念は無いからです) の内に「三体 III」を読み始める事はなかった。やることがあったとか、数学を学部 1 年からやり直してみたとか色々原因は考えられる。
とかいう言う割に円城塔の短編が Kindle Unlimited にあったので幾つか読んだ。「リスを実装する」が面白かった。この調子なら (という仮定が付き纏うが、)「Self-Reference Engine」も読めそうである。「異常論文」の最初の作品が難解で、著者をやや恐れているところがある。ついでに「法治の獣」も最初の短編を 1/3 だけ読んだ。年末年始に激重ノンフィクションとクソデカエンターテイメント SF 小説を読んだ反動で、小休止に短編を求めているのかもしれない。
Fire HD を買ったので Alexa を試験的に導入している。しかし、やらせたい事があまり無く、天気予報やカレンダーを常駐しているタブを開く動作をケチって口で指示する程度である。常に PC の前に居るため、大抵の欲しい情報は手を数秒動かすだけでアクセス出来る。
今日は不要な書類とモノ (特に文房具) を捨てた。後者に関しては就活イベントの度に貰った企業のロゴが入っただけのボールペンをはじめとして「3 年以上使っておらず、且つ代用品があるもの」がそこそこ見つかったので全部捨てた。他にも記念品として貰ったが正直要らないモノも結構捨てた。中にはこの日記で言うと常識を疑われそうなモノもあったので何を捨てたかについては黙っておく。
この断捨離が終わったら修士論文を書こうと思っていたのだが、どうもやる気が出なかったので「法治の獣」の最初の短編である「主観者」を読んだ。グレッグ・イーガンやスタニスワフ・レムと比較されていたので、(主に科学以外の難解さがあるのかと) やや心配になりながら読んでいたが、「主観者」に関しては、生命倫理に関連する主題を抱えていながらも、むしろ科学的なギミックの方が難しいと思ったぐらいで、それも光学に関連する基本的な知識があればすんなり読める。結構好きな終わり方をしていたので次の「法治の獣」(収録本名ではなく、短編の名前) を読むのが楽しみである。
このブログのドメインの自動更新をオフにした。よって、再び自動更新をオンにしない限り、2023 年 2 月 23 日を過ぎるとキャッシュが悪さをしていない限りは見られなくなる。これは日記のリニューアルを予定しているからであって日記自体は存続する。よって、例によって Twitter の非公開アカウントの方でリンクは共有すると思う。
なお、偶然インターネットを漂流していたらこの日記を見つけていて且つ、しかもウォッチしているという稀有な人間が居ない想定で事を進めている。万が一居たら、今のうちに俺の表アカウント (気合で見つけられると思う) の方に適当に連絡くれたら、リニューアル後に教えるかもしれないし教えないかもしれない。
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これはハイコンテキストな自虐であって、任意の大学院生がそうであるはずは無い ↩