昨日読み始めた「嘘と正典」を研修の休憩時間と業務終了後の時間を利用して早速読み終えた。特に最後に収録されている表題作は実際の史実をベースにしたスケールの大きい時間 SF であり、その展開にページを捲る手が止まらず、100 ページ弱の中編にも関わらず休憩無しで読んでしまった程に引き込まれた話だった。同作者の「君のクイズ」も先日買ったのでこちらも早く読もうと思う。
この感想を真っ先に Twitter に書こうとしたのだが、公開アカウントも非公開アカウントもログアウトしているので再ログインが面倒でやめた。もっとも、仮にログインして書いたとしても、私のタイムラインにおける SF 関連の話題のスルー率は異常 (特に前者のフォロワーはパソカタのオタクがメイン) なので独り言を日記や計算用紙の余白に書くのと同程度の影響しか生まない気はする。
SF を読み始めて 1 年を超えたところだが、最近は他ジャンルにも手を出したりしているし、この辺で感想を言い合える読書関連の知り合いを増やす努力をしても良いかもしれない。唯一の、そして致命的な問題はこれらを実現するための努力の方法がわからないことだ。
そういえば久しぶりに漫画を買った。買ったのは「バーナード嬢曰く。」で、買った動機はわざわざ言葉にしなくとも最近の日記 (特に真上の項目) を読めば真っ先にわかるだろう。グレッグ・イーガンの話が忘れた頃に生えてくるぐらいの頻度で展開されていて面白かった (が、作中で紹介される「万物理論」も「プランク・ダイヴ」も「ゼンデキ」、そして「ディアスポラ」も未読であるし、よく考えたら「ひとりっ子」以外未読だった)。
ちなみに、今のところ一番影響を受けた話は「フィジェットキューブ」が登場する回である。電車で暇だが Kindle を抱えていない時とかに弄るために買おうと思ったが、公共の場でそんなものを出して遊び始めたら、不審者扱いされて通報されオタクキモすぎ罪を言い渡されて市中引き回しの上 20000 年幽閉の後 3000 周目の世界まで気持ち悪いオタクの宿命を背負って生きる罰を受けそうなので、まだウィッシュリストに入れるだけに留めている。それもこれも検索時に油断するとエロ漫画の広告を踏んでしまうような現代 Web サイト (と俺の訪問履歴1) が全部悪い
週のはじめになったので作り置きをした。今週は挽肉と玉ねぎときのこを粉砕して炒めて買ってきたキーマカレーのルーを溶かした。美味い。
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こう書いたが、普通にオタクの成人男性だと R18 を日頃から検索したりしていなくても表示されると思う。よく考えたらこれがオタクキモすぎ罪の罰ですか ↩