昨日は日記を書いたにも関わらず投稿しなかった。理由は簡単で私が読んで何も面白くなかったからである。昨日の日記を雑に要約すると「趣味嗜好の報告」でしか無く (加えて性的な話が無いのも面白くない要因の 1 つである)、読んでいるのが私自身であり思考も実装されていなかった文章であったことから、既にわかりきっている事実だけが書かれ、脳味噌が全く反応しなかった。これは検閲者が私自身であることから、もし他者が見たら面白い可能性はまだ残っているが、私がそもそも他人の趣味嗜好を読んでも 8 割ぐらいは興味を持たない上に、残りの 2 割も生きていれば時間はかかるかもしれないがいずれ見つかるようなところに存在しているため、おそらく他人から見た私のそれらも同様であろう。ちなみにこれは「趣味嗜好」を「出来事」に変えても割と保たれる事実であり、結局個人が書く非創作的な文章の面白さは思考が実装されているかどうかに依存するし、もっと残酷な事を言えば仮に思考が実装されていたとしても、その精巧さや異常さにも依存する (更に私が読み手に回る時は先日の日記にも書いたように文体にもかなり依存する1)。界隈を問わずアウトプットをしろと声高に叫ぶ人間がかなり多いが、人を惹き付ける文章なんていうものは一握りの人間2にしか書けず、故に「文才」という言葉が存在するのだ。
数週間前に買ってクソ不味かったプロテインに慣れてきた。プレーンの方は不味い牛乳だと思って飲むと意外と飲める (不味いことには変わりない) し、ココアの方はダマになるのがクソなだけで味は普通である。
そういえば昔から同じものを食べる事にある程度耐性があるようで、友人に「週 6 で夕食はガパオとカレーをローテしてるし朝と昼は完全固定」みたいな話をしたら驚かれたが、現に慣れて 9 月はそれで過ごす事に成功した。人生で食事の固定化に失敗した代表的な例は Basefood であるが、これも実は 2 週間ぐらいは食べ続ける事に成功し、その後 2 週間ぐらい別の食事を摂ってまた Basefood に戻って、ということを繰り返していた。今は Basefood の不味さ3やコスト以外にも、思った以上に脂質が含まれるといった事情から今後も一切食べる事は無いだろう。1 年スキップを続けていた定期便も解約した。
何故か部屋にコーヒーが存在していたので4淹れて飲んだ。クソ不味かった。泥水の方がまだ美味いと思う (泥水飲んだ事無いけど)。不味いだけならまだ救いがあって、体質的にコーヒーが駄目なのか飲んでから急に気分が悪くなった。具体的には頭痛と吐き気がいつもの 1/3 ぐらいの勢いではあるが襲ってくる感じである。
作業中にコーヒーを飲んでいる人が多いが、口に何か液体を入れたいのなら水で良いし、カフェイン目的なら錠剤で間に合っている。したがってコーヒーを嗜む人間の多くはきっと味目的で飲んでいるのだろう。となると私の味覚がイカれているということになる。
何故かコーヒーは何らかの面会時に出される事が多いし、研究室や職場でも無料やそれに近い額で飲むことが出来る場所が多いのだが、私の味覚がイカれているせいでこの恩恵を受ける事が出来ない。実際に今の研究室ではコーヒーが無料で飲めるらしいし、前の研究室では 1 杯ごとに数十円で飲むことが出来た。
飲むことを強制されているわけではないので飲み会の最初にビールを頼むという不文律で苦しんでいる人5よりマシだが、機会損失という意味で損した気分になっているというのは否定しない。そういうわけでウォーターサーバが併設されているなら、主にこの格差が是正されたという理由で泣いて喜ぶと思う。