昨日のバドミントンのせいで全身にここ最近で最高レベルの筋肉痛が発生している。慣れない動きをしていたせいか、あるいは普段の筋トレの負荷が足りていないのか。特に背中が痛いのだが、今日の筋トレは上半身の日でしかも最近は (肩と) 背中を重点的にやっているので支障を来さないか心配である。
ちなみに、日記なのに何故「今日」の事を心配する形で書いているのかというと、私は日記を夜に一括で書くようなことはせず、思考や出来事、あと一番重要な要因としてやる気が発生する度に逐次的に書いているからである。
そろそろ筋トレを始めて 1 ヶ月半になり、明らかに三日坊主にはならなかった事が証明されている。というわけで「筋トレを始めると精神状態が良くなる」みたいな意見に対する所見を書こうと思う。結論から言えばそんなことは無いし、どちらかといえば因果が逆だと思っている。つまり、それなりに精神状態が良いから筋トレを始められたというだけである。
学部 2 年ぐらいから、慢性的に精神状態が悪かったのだが、プログラミングのバイトや計算機関連のアクティビティを始めた辺りから良くなり始め、人生の軸が計算機に移ったことで、(元からの陰鬱さは治らなかったものの) 割と精神状態は安定している。そして最近はそれらに関して意識しなくても自走出来るような状態になったので新たな事を始めたくなり、丁度 (?) 健康診断の結果が悪かったということもあって筋トレを始めるに至ったのである。故に普段の私 (の特にインターネット人格) を知っている人間は誤解しているかもしれないが、精神状態を良くするために筋トレを始めたのではなく、元々精神状態は割と良かったのでやる気が湧いたのである。結局、「インターネットに流れている筋トレの効果は、生存バイアスに過ぎない」というのは割と正しいのだと思う。
ちなみに、筋トレを始めてから精神状態は「より」良くなったかというとそんなことは無い。むしろ以前からの陰鬱さを保ったまま自身の内面と向き合う機会が増えて内向的になったとすら思うので、少なくとも「外向的で明るい人間」にはなっていない。最近の興味が基礎論や哲学のような思考主体のものにも向かっているのは割と筋トレの影響かもしれない。
ダイエット中に食べられなくて1特に苦しいものとして次のような食材がある
- チーズ
- 肉系のおつまみ (特にカルパス)
- ソーセージ
明らかに酒のつまみになるものばかりが並んでいるが、酒は人と会う時以外は殆ど飲まないような生活をしているので特に問題ない。酒が嫌いとか苦手なのではなく、むしろ好きなのだが、翌日のパフォーマンス (特に朝) に響くことの不快感が味覚を満たすことによる快感を大幅に上回っているためである。
これらの内、チーズとカルパスはご褒美感覚で稀に食べていたらありがたみが薄れて来たので最近は食べられない事による苦痛が殆ど無い。特にチーズは他に比べて脂質が過剰ではないので比較的小さい罪悪感で食べられた。残すはソーセージだが、市販のものはどいつもこいつも数本食べるだけで俺が普段 1 日に摂取している脂質の量2を上回るためご褒美感覚で食べるのもなんとなく気が引ける。そこで色々調べていたが、自家製ソーセージなら解決出来るのではないかと思った。
いつものように鶏胸肉をミンチにして入れれば肉の脂質はほぼ無いし、焼くのではなくボイルにすれば更に脂質を抑えられる。羊の腸はインターネットで簡単に手に入るらしく、これ単体ならそこまで脂質が無いようなので健康面の問題はクリアできたことになる。加えて、中身を自分で構成出来るのでお好きなスパイスを入れれば普通に買うより健康的で美味しいという一挙両得なソーセージが手に入る。
先程、筋トレによって精神状態が良い方向には変わらなかったと言ったが、料理に関してはレパートリーや知識等が良い方向に変化したと思う。
最近の知識獲得活動として超越数論とか巨大数論のような「人間の理解や表現能力の限界」に挑んでいるのだが、後者を調べている内に宇宙論の巨大数 | 巨大数研究 Wiki | Fandomというページを見つけた。これに記載されている最も大きな数はテトレーションの範囲、なんならべき乗の高々数回のタワーで記述する事ができるため思ったより大きくなかった… いや、他のスケールが大きい数ですら霞むレベルで大きいことは間違いないのだが、これまで数学の証明に登場した最大の数と呼ばれているグラハム数はクヌースの矢印表記を n=43で多重に 64 回重ねて出来上がるため、それに比べると小さく見えてしまう。
ちなみにビジービーバー関数を用いればグラハム数より遥かに大きい数を構成する事が出来るが、これが計算不可能である事は有名な話である。そういえば友人から n=4 までは値がわかっているのに、n=5 以上から正確な値が不明なのは何故なのか。というかこの 2 つを分けるのは何なのかという疑問を投げられた事がある。
将来 n=5 におけるビジービーバー関数の値が確定するかどうかはわからないため、下記の仲間に入れるかは微妙なところだが、実際に”5” という数字は不思議であり、例えば対称群 S_n は n が 5 以上になると可解群ではなくなる4し、私の研究分野である格子理論においても、次元数5が 4 までは任意の格子に対して「逐次最小基底」という特殊な性質を持つ基底が存在する事が知られているが、これより大きくなるとそうではなくなる。「6 は巨大数」なんてミームがあるが、5 は冗談やネタでもなんでもなく割と「不可解な数」なのではと思ったりする。
(数学の話が増えてきたしそろそろ重い腰を上げて KaTeX を導入するか… テンプレートに数行追記するだけなのに面倒くさい)