住んでいる寮の火災報知器点検とやらで起こされた。もう一度寝てしまっても良かったのだが、二度寝はダイエット的に良くないらしいので気合で PC を付けた。こいつさえ付けていればだいたい覚醒する。それでも最近ちょっと生活習慣が崩れて規定より 1 時間ほど睡眠時間が足りていないことからまだ眠い。というわけで強引に肉体を起こす為に軽く筋トレをした。
あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界:書籍案内|技術評論社を借りたので少し読んでいたが、(予想していた以上に) 美術館的な本であった。特に序盤はこれまで作られたプログラムが展示されており、技術的な解説は後半から始まる。今のところは研究やら雑務やら他の「役に立つ1本」を読む作業やらに追われており、「芸術品」を鑑賞している暇は無いことから、図書館で借りるに留めないで手元に置いて見たい時に見れるようにしておきたい本であった。それはそれとして、コラムはどれも面白い内容だったので全部読んだ (クワインの存在性の話とか、トンプソンハックの話とか)2。
本を「読む」にあたってクワイン等を書ける必要は無いが、何らかのプログラミング経験があると「楽しめる」のは間違いない。先にこの本を美術館に例えたが、実際の美術館も見るだけでも楽しめるようにはなっている一方で、作者の背景や技法についての知識があると楽しさは倍増するだろう。そういうわけで今後美術館等で何らかの鑑賞を行う時は、「単に五感を刺激し、滞在時間のみを満たす」だけではなく、知識や事実と結びついた鑑賞を心がけていきたいし、その為にも予習と次に繋げるための復習を重視したい。
変にハードルを上げるのも良くないので書籍の感想を補足すると、クワインが何であるか等の説明は加えられるし、クワインや文字禁止プログラミングのようなプログラミング的な面白さだけでなく、アスキーアート等のソースコード以外の目に見える形で表現もしているので意外とプログラミング未経験でも楽しめるかもしれない。この辺も実際の美術館らしさがあるように感じた。
ところで、この本とは違って (悪い意味で) 役立ってしまうが、マルウェアのコード隠蔽手法やフィルターバイパス手法を芸術品に見立てて紹介する本とか無いですかね。情報をお待ちしております3。
9 月末になれば抱えている諸々が終わって長めの休みに入れる可能性が出てきた。大量の積読を抱えているし、一人で景色の良いところ (海とか山とか) に行きたいし、盆に実家に帰っていないし、各地に点在する数少ない友人達とは長らく会ってないしと休暇を取る理由は幾らでもある。8 月中旬にも長めの休みを取った記憶があるが、あの時とは違ってもう SNS や今後待ち受けるタスクに縛られていないことからもっと有意義な過ごし方が出来る気がする。
って思ったところでカレンダー見たら毎週輪講が最低 1 つは入っているし 10 月になったら別の講義の TA が始まるしで結局休みは取れ無さそうである、無念。
そういえば自動投稿スクリプトは SSG でどう生成されるかを見ないから、たまに事故る。昨日は一旦書いたが消した部分の注釈を消し忘れてそのまま残っていた。修正するのが面倒で消していないが気が向いたら消す。
そして今日はルビを (HTML を直接書いて) 振っている部分があるのでここがちゃんと表示されるかは心配である。プレビューしたい時はするようにオプション追加する事をとりあえず実装予定リストという名の頭の片隅には入れた。