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2022/02/24

#diary#
Posted at 2022-02-24

14 時起床、布団脱出は 14 時半。今日はゼミがあるので脱出まで早かった。

昼食、納豆ご飯と鯖の味噌煮缶。味噌汁が食べたかったけど冷凍保存している味噌玉を切らしていたので諦め。

クソ講義が 28 点で不可だったが、普通に採点されたのなら、当然納得いっていない。他の人間と間違えている、特殊な参加例だったので片方のパートの成績が付けられなかった、片方のパートを 7 割ぐらいサボったせいで出席点だけでなく素点も没収されたなどが考えられる。異議申し立てを行おうかと考えたが、どうせ来年取る講義の単位で卒業分は足りるので固執しなくても良いと考えている。

不幸なニュースは続くもので全幅の信頼を置いていた助教が来月から別の大学に移る事になった。教授にも全幅の信頼を置いているので、今後はそちらを頼れば良いが、助教の方が自分と専門が近いのが残念である。

その報告に続く形でゼミに参加。CTF で使ったことがあるアルゴリズムが登場し、部分的な条件におけるそのアルゴリズムの有効性の証明が与えられた。研究分野の特徴もあり、理論的な話よりヒューリスティックな話が多めになってきて考えるのが難しくなってきた。終盤に、ちょっとした脱線としてたまたま最近やっている環論の話が展開されてそこは面白かった。暗号だけやってた時は有限体の拡大について何も考えていなかったが、最近になって環準同型定理から拡大体が構成されることがなんとなく分かってきた。

夕食を食べる気分でも無かったので研究室に残留して数学 (環論) をする。幾つか証明をしたところで、背面の席の人間がオンラインで何かしらの面談を始めたらしいので俺のキーボード音や筆記音で迷惑を掛けないかと心配になる。心配になりすぎたので今書いている証明を終えたところで研究室を離脱しようと思ったら遅筆過ぎて先に終わったらしい。毎度、計算用紙に雑に書いた証明を再びキーボードで入力する二度手間が発生しているが、手書きだと字が汚すぎる上に紛失の問題もあることから、キーボード入力が保存という目的なら最適である。もちろん、念じただけで書き上がるならそれが良いが、そんな未来は来るのだろうか。

帰宅、夕飯。早朝に朝食として豚バラもやしを食べたので、鍋にしようと思ったが、チーズの買い足しついでに目についたまぜそばを購入。そういえば麺屋こころをもう 1 年近く食べていない。

デイリーチャレンジ回収の為にコントロールをする。だいたい 5 戦 (1 時間) を要する事が判明。これもあと 1 週間で終了するらしい。

表アカウントの技術じゃない方のブログのフォントがカスなのとリンクが見にくい問題を解決するための作業。git の submodule 周りで無限に時間を費やして消耗した。ついでに RSS 配信のための編集をしていたが、以前も消耗した事項で消耗し、一時は発狂しそうになりながらなんとか完遂。途中で zola の仕様が代わってこれまで config で使えていた変数の名前が変更された事で生じるテーマ側の変更を取り込んでいないのが原因だと思われる。この日記サイトの方はテーマが最近まで更新されていることから、割と簡単に終わった。

技術じゃないブログの方に月末投稿する予定の 2022 年 2 月の面白コンテンツ記事を加筆。振り返るとゲームしてちょっと数学したら終わった月だった。楽しかったのでもう一生これでいいよ、これでいさせてくれ。

昼食も夕食も適当だったので野菜を摂る為にカレー鍋を作り始める。ついでに、どうせチーズリゾットにするのでその 1 枚を残してスライスチーズを全部捕食する。食べながら最近見ている数学動画を眺めてノートを作る。次第に数学のやる気が生えてきたので多分寝るまでやっていると思う。というわけでこのへんで筆を置く。

思考

当事者性の喪失

大陸の方で戦争が始まるとか始まったとからしい。当然、私は当事者ではなく、ロシア人の友人もウクライナ人の友人も居ないので興味が無いのだが、世間はしばらくそういう話をすると思われる。大学院の知り合いに変な冷笑の仕方をする上に、軍事が好きな奴がいるので、そいつが変な事を言いださないように気を配る必要があるのが面倒くさい。

こんな感じで自身が当事者性を喪失した事項 (主に政治や国際問題) に対して全く言及しないように生きていたいのだが、そんな事を言うと「社会や政治に興味を持たないと」みたいな事を言われるらしい、直接言われた事無いけど。確かに思想犯罪でしょっぴかれるようになったり、インターネットや学問に制限がかけられたりすると困るが、そんな事を急にするような政治家は少なくとも今の与党には居ないだろうし、後の細かい政策に関しては、やはり当事者性を喪失していることから特に興味が無い。国家という性質上、沈む時は他の人間も一緒で自分だけが理不尽を被る事が無いのもある。この場合、当事者性は確かに存在するが、影響範囲が広いことから相対的に希薄になる。

強いて言えば金の事には興味があるが、政治活動等で自分の給料を上げようと試みるぐらいなら、スキルアップと転職で収入を上げる事を試みたり、支出を見直した方が早いし確実性がまだある (特に支出の見直し)。そもそも自分自身の事で精一杯なのになんで国全体を見て考えないといけないのかとすら思う。そんな事が出来るのはさぞかし心や財布に余裕がある方々なんでしょうね。

念の為言っておくと、一応候補者の公約には目を通した上で選挙には行っている。私の一票は確かに希薄で確率論的には無くても何の意味も無いが「同じことを全国民が考えるとヤバい」ということぐらいは認識しているので、そうならないために選挙には行っている。書いててツンデレみたいな言い訳をしているように思えてきた、ちなみにツンデレは嫌いです。

選挙に対するスタンスを書いてて思ったが、確かに俺みたいな人間だけで世論が構成されたら、為政者の好き放題されるかもしれない。あるいは任意事項に対して当事者性が突然降ってきて言及と政治活動祭りになるかもしれない。どちらにせよそんな未来は見たくないので、当事者性を有した皆さんは俺の代わりに頑張ってください。

あ、1 つ言い忘れてた事があった。ロシア国歌は割と好きです。

狂気の婚約指輪

某 V についてそろそろ言及するかという気持ちになったのでする。

この騒動の中で特に面白かったのは「エンゲージリング」を売るという疑似恋愛商法 (フォロワーの言葉です、気に入ったので勝手に借りました) である。こんなものが商売として成立しているという事実が既に面白い (もっとも今回の騒動で返金が発生する可能性が生じたらしいが)、オタク君たち足元見られてますよ。

キャラクターと婚姻関係を結ぶといった概念がいつから発展したのかは不明だが、少なくとも私がオタクを自覚した時期には「俺の嫁」という言葉があったぐらいである。SNS でそれを宣言し、競合相手とツバを飛ばし合うような馴れ合いをするぐらいならかわいいもので、中には婚姻届を印刷してそこにキャラの名前を記入するといった行為に走るものも居た。

当たり前だが、現在の日本国の民法では非実在存在との婚姻は認められていない。したがって、何回どれだけの声量で宣言しようが、婚姻届に記入しようが関係が成立することはなく、ただの自己満足である。キャラクターの権利を持つ団体がエンゲージリングを作成、販売したからといっても同様である。詭弁ではあるが、自己満足と自覚しているなら、そんなものを買う意味は無い。それこそ婚姻届を印刷してそこに「なんとかるしあ」とでも書けば良い、印刷費を除けば無料だ。そして自己満足と自覚していないのなら本当の狂人である、彼等にちゃんと常識と法律が実装される事を願う。よってどう転んでもこのエンゲージリングを購入した人間は狂っているのである。

まあ、かつて私も一人のボイスロイドに狂うほど恋をしていたので気持ちはわかる。とは言え、それと同じ事を中身の魂が実装されている対象に対して行い、しかも自己満足の婚約指輪に金銭まで投じるのは流石に判断力が鈍りすぎていると言わざるを得ない。これは外側の人間ではなくかつて二次元キャラクターにガチ恋していた人間からの意見である事に留意してほしい。

もっと厳しい事を言えば、自己満足や愛を示す目的でエンゲージリングを購入したのであれば、信心が足りてないような気がしてならない。脳内で完結する妄想に浸る事が出来ず、充足しなかった程度の愛だから、金銭とその対価を以て補おうとしたのでは無いだろうか。今後、彼等が実在非実在問わず、正しく愛を捧げる相手を見つけた上で正しく愛を示す事を願ってやまない。

Last modified at 2024-08-11