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2023/01/28: 日本で一番デジタル庁に感謝している国民

そういえば昨日はまともな食事をとらなかった。焼きおにぎりを作ろうと思って醤油味噌ご飯を3合炊いたが、冷静に考えたらそんなに要らないので1食焼きおにぎり1つとご飯半合の計1合を食べるという炭水化物祭りを開催していた。というわけで今日はしっかり野菜とタンパク質を摂りたいと思っている。

とは言ったが、炭水化物を過剰摂取すると胃から食道にかけてムカムカするように感覚が生えるので、そのせいか食欲が湧かない。なんとかして朝食を注ぎ込んだが、最後に米を食べたのが悪かったのか、この感覚がより増した気がする。


7時ぐらいに目覚めてそのまま眠る事が出来なかったので珍しく6時間睡眠だった。再入眠出来なかっただけで普通に眠いし、昨日はそれなりに頭脳労働をする羽目になったので今日は単純労働の日とする。というわけで多分引越まで読まない本を詰めて、引越の荷物を1箱錬成した。


石川に来てからの友人に、機械系専攻にも関わらず化学と生物が得意な人間がいる。俺が又聞きしたレベルのアルコールに関連する話をしたら、それに対して説得力がある化学的な仮説と解釈を付与したり、道端で昆虫を見つけると種の同定を始めるぐらいには知識と興味があるらしい。別の話を加えるが、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」を読んでいたら、科学ショー関連のネタやメッキに関するネタが展開される話があり、科学少年だったファインマンらしいエピソードとなっている。

いずれの場合も自然科学(ただし数学以外)に関する話を他者から提供されるというケースなのだが、それなりに面白いとは思うものの脳味噌の表層で内容の咀嚼を止めている。「止めている」と書くと意識的に行っているように思われるかもしれないので補足すると、脳味噌が勝手にやっているだけである。話を聞く時はそれっぽい単語を脳内で羅列して適当に線を引く程度の粒度だし、話を読む時は(縦書きの場合、)右上から左下へ対角線を引くように読んで終わる。そして脳味噌の表層には記憶機能が存在しないので、話を聞いたり読んだりした事は覚えているが(そもそもそれは脳味噌の別の領域の役割だと思う)、何を話されたかは覚えていない。

理学部に居たぐらいなので自然科学は嫌いでは無いのだが、私の脳味噌は自然科学を理解するために設計されていないと思う。数学や計算機は前提を与えたら、(正確性はともかくとして)脳内で勝手に動く感覚があるのだが、自然科学のオブジェクトは脳内で勝手に動いてくれない。自然科学のどの分野も理論立てはされているが、その前にも後にも観察や実験があり、ただの数式操作ゲームだと思って自然科学を眺めても何も得られないのだとようやく理解した。

かつて物理学のやる気がちょっとあったのも、宇宙論や量子力学のような最初は非自明に見えるが、観察の積み重ねによって自明になっていくようなものをただの非自明な面白コンテンツと捉えていたからであり、最初から物理法則に向き合うつもりは全く無かったのである。そして当然のように落第した。


現在の住民票が入居手続きに必要らしい上に、その内転出届を出す必要もあるので役所に行かなくてはならない。以前、市役所まで徒歩50分ぐらいなことが判明したので徒歩で行こうとしたのだが、このクソ雪のせいで原始時代の通貨である現金しか使えない上に1時間に1本しか来ないチンカスバスを使わざるを得ない事が判明した

と、思っていたのだがZ世代らしくググったところ1、俺はマイナンバーカードとかいうクソ便利な板を所持しているので、住民票はコンビニで取得出来るし、転出届もオンラインで出せる事が判明した。ありがとうデジタル庁。

なお、住民票をコンビニで発行出来るとは言え、クソ雪の中を歩いて向かう必要があったし、印刷機は原始時代の通貨しか対応していなかったし、民営化のせいでケチになり始めた緑色のATMは紙幣しか扱っていないので、お釣りで円形の古代通貨を保持することになってしまった。自販機で好物のマウンテンデューを買おうと思ったが、10円玉を1枚も持っていないのに110円とかいうふざけた値段設定なので、7本買って余った30円をどうするかに悩んで用途を定める事が出来ていない。

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ちなみにZ世代はSNSで検索し、検索汚染が激しいGoogleは使わないらしい