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2023/01/05: クソデカSF小説

下宿に戻ってきた。道中、雪を被った山々が見えてきた辺りで陰鬱な気持ちになり、路上の溶けていない雪を見て止めを刺されたが、天気がしばらくよかったのか、住居付近の雪は溶けており、帰省前の猛吹雪が再来しなければ、しばらくは散歩や買い物にも行けるだろう。

帰ってきて真っ先に行ったのは、(夕食を除くと)帰省中に脱Obsidian Syncに向けて行った設定の反映である。その後は実家から貰ってきた食料の整理をし、未選択の衣類をかごに放り込んだ。そして、図書館で借りてきて実家で読んだ本を返しに図書館に行って、読みたい本を追加で借りてきた。Kindleセールで沢山の本を買ったばかりだが、図書館はあと数ヶ月で利用出来なくなるので今のうちに使い倒しておこうと思う。

妙な疲労感が襲ってきて、22時過ぎに布団に入ってしまった。その後3時ぐらいに目が醒めたので電車の中で読んでいた三体II (下)の残りを読み始めて1時間ぐらいで読み終えた。クソデカい規模の物語が綺麗な終わり方をしており、カタルシスを伴う良い読後感に浸ることが出来た。ここ最近、小さな世界を描いたノンフィクション1を読んでいたり、三体の前に読んでいたSFが良くも悪くも小ぢんまりしていたりしたことによるギャップの効果も大きいと思う。前述の通り、図書館で追加の本を借りてきたばかりだが、ここまで来たら三体IIIは読むしか無いので近いうちにポチると思う。

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例外は「銃・病原菌・鉄」だが、あれはスケールがデカいゆえの疲労感のせいかそこまで強い読後感に浸る事が出来なかった