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2023/01/03: 積読増殖炉

昨日の予想通り、祖父母の家に行くことになった。これもまた予想通り暇だったが、三体IIを道中で買って読む事は結局せず、Kindleの積読をスマホで読んでいた。その結果、「講談社ブルーバックス通巻2000番記念小冊子」を全部読んだ。

そういえば、科学ノンフィクションが好きなのに、ブルーバックスの本は(そうであると意識せずに読んでいる可能性はあるが)読んだことが無いような気がする。後半の選ばれた30冊からの抜粋を読んで「大栗先生の超弦理論入門」に興味が湧いたのでこの辺を読もうかと考えている。

そう思ってAmazonのサイトを開いてほしいものリストを見たら、目に入った「デューン 砂の惑星」が半額な上に3巻まとめ買いでポイント5%付くオファーが生えるし、以前から読みたいと思っていた「法治の獣」が半額だし、そういえば金融工学に興味が湧いているのでまずは触りとして「経済数学の直観的方法」シリーズ(ちなみにこれもブルーバックス)を読もうと思っていたところ、40%還元だったし、そういえばKindle本を5冊買うとポイントが大量に降ってくるキャンペーンがまた始まっているしでこれらの5冊をポチったところで我に返った1。いや、我に返っておらず、この日記を書いている最中に超弦理論入門と経済数学の直観的方法のマクロ経済学の方も購入した。

ところで、この積読増殖炉は明日も稼働する予定で、下宿に戻るための新幹線のチケットを買いに行く途中で三体IIの上下巻を買ってくる予定である。ここ最近、1日に1冊読むことが続いていて調子に乗っている事による購入行為であるが、学会や修論、引っ越し等が忙しくなって読めなくなるまではこの増殖炉の暴走に身を任せることにする。

ちなみに、もし希望の場所に引っ越すことが出来たら、(図書の取り寄せが出来る)市内全体での蔵書数が非常に多い市町村に住む事になり、これまで挙げた本も(三体や法治の獣のような人気作品は予約でいっぱいなので難しいとしても)無料で読むことが出来る環境になる。実際に現在も、大学図書館でそれなりの冊数は借りて読んでいるので、もしかすると本を買う行為が(辞書2や専門書のような長く読み続けるものを除いて)止まってしまうかもしれない。

一方で、これからも活字を読みたいという理由から著者や出版社に金を払いたくなるかもしれない。そして何より、電子書籍は空間コストを実質無視出来たり、場所を問わず読むことが出来たり、(実際には所有しているわけではないが)所有欲を満たしてくれたりと金を払うに値するメリットが多数存在する。

1

Kindle本にカートの概念は無い

2

(元からWikipediaを眺めたりといった癖はあったが、)ゆる言語学ラジオの影響で暇な時に辞書を眺めるようになった