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2022/10/26

特に大きな理由は無いがleetcodeを始めた。先日誰かの記事で「与えられた文字列に対して括弧の対応が正しいかどうかを判定しろ」という問題の解説を見てそれで扱っていた問題がleetcodeだったから、という程度の動機である。その時は登録していなかったので書いたコードをverifyする事が出来なかったのだが、昨日があまりにも暇すぎて1やることが無くなったので片手間で出来る何かを探そうと選んだのがleetcodeだった。

国内のオタクからは「アルゴリズム学びたいならAtCoderで良いじゃん」みたいな声が飛んでくる可能性はあるし日本語の資料が充実していて確かに取り組みやすいのだが主に次のような理由でleetcodeをやっている

  • 異常パソカタパズルはCTFで間に合っており、アルゴリズムを勉強するためだけにAtCoder謹製の異常パソカタ文章題を解きたくない2
  • AtCoderに比べて回答の判定が速い(気がする)
  • 誤ったテストケース(特にコーナーケース)を開示してくれるのでコードや嘘考察の修正が楽
    • これは難易度が下がるという理由で議論の余地はあるが、だいたい上の動機にもあるように異常考察で異常コーナーケース修正に異常時間を割きたくない
  • AtCoder Problemsのような外部サイトに頼らなくとも埋めた状況がわかる
  • 問題のDiscussionに直ぐにアクセス出来るため、復習や諦めた時の勉強が楽
    • 加えて、検索等で競プロ界隈のオタク的で薄ら寒いネタや気持ち悪い日本語を見なくて済む

今のところ思っている不満点はmediumの多くの問題がクソ簡単なのにhardになると途端に難しくなるということである。たまにmediumなら考察しがいのある問題が現れるのでhardを頭の片隅で考えつつ、mediumを埋めているというような状況である。再帰や累積和を知っている人間だったらmediumの大半の問題は解けると思う。

なお、実態はコードインタビューの問題を丸パクリしているとかなんとかな上に課金プランまで用意しているので割と嫌いな人もいるらしい。もっとも、問題をパクられた企業側もleetcodeで志望者のレベルが底上げされるとかそういう効果を期待して黙認しているのかもしれないが。

ちなみにコーディング面接を受ける予定は全く無い。そもそも私は23卒で既に内定を承諾している。


昨日zettelkastenに書いたものから(公開用に編集した上で)1つ抜粋する

Spotifyからの利益

気になったので調べてみたら1再生0.3円ぐらいという報告が多い。

Spotifyだと月の再生数はアーティストページを見ただけではわからないが、月間リスナーの数は表示される。非常に雑な計算かつメジャーではない(つまりヘビロテされない)アーティストの話に限るが、1リスナー辺り平均10回を月に再生してくれるとしたら(私がメジャーではないアーティストに対して平均そのぐらい再生している計算3)、1リスナー辺り数円/monthということになる。

はい、ここでわかる通り、Spotifyでの1リスナーの寄与は明らかに小さい。よって皆様がよく言うような「アーティストにお金をしっかり渡す」ということになるとBandcamp等で音源を買ってあげるのが一番良いことになる。

反対にメジャーなアーティストの場合、固定ファンによる再生数は莫大なものになるため、大手ほど儲かりやすい収益構造になっている(プラットフォームのSpotifyからしても、普通のユーザーを増やすきっかけは末端より大手アーティストの揃い具合だろう)。

ところでこの額はSpotifyの取り分である30%を差し引いたものであるので、ユーザーがプラットフォームとアーティストに対して払っている額は実質1再生0.4円となる。よって980 / 0.4 = 2450からおよそ2500回を一ヶ月に再生しないと元がとれていない、これは1日辺り80回に相当する(もちろん、人によって音楽に対する価値は異なるので主観的な価値観ではこれは間違っているのだが)。1曲5分と仮定すると、1日辺り400分(6時間40分)なので普段からSpotifyを垂れ流しているユーザーでも無い限り、払っている額は自分の再生数分では無く他人の再生数分となるだろう。前述した「元が取れていない」というのはこういうライトユーザーとヘビーユーザー間の関係の話である。

多分、これは他のサブスクでも同様で、特に私は映像系のサブスクを放置する事が多いが毎日映画やドラマを楽しんでいる人間の料金を代わりに払っているということになる。パソカタに夢中でエッジランナーズ以降全く作品を見ていないのでDisney+もネトフリも解約して良い気がしてきた。Disney+は今公開中のアンドーと今日から公開予定だった気がする"Tales of the Jedi"を見たら再考しなくてはならない4

1

正確には研究をしなくてはならないのだが、(Twitterの非公開アカウントの相互フォロワーなら知っているように)死ぬほど研究のモチベーションが無い

2

多分これは逆も成り立って、セキュリティや(娯楽としての)ハッキングを学びたいだけなのに異常CTF問題を解きたくない人もいるので、セキュリティをやりたい人間にCTFを無闇矢鱈と推奨するのも良くない気がする(だからと言って座学や典型エクスプロイトを書くだけなのも面白いとは思わないが)

3

「DJ MIXやサジェストでビビッと来たやつをSpotifyで検索し、そのアーティストをざっくり探って翌日以降は忘れてしまう」という事が多いが、これで多分10回ぐらい再生していると思う

4

但し、間髪を入れずにバッドバッチシーズン2とマンダロリアンシーズン3が来るとの噂である