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2022/09/08: パソコンパズルと算数パズル

昨夜はCTFのチーム会があってWebの問題を(もちろんヒント有りで)解いていた1。Crypto担当の俺がCryptoのやる気が無いため、最近はWeb担当がWebの問題を持ってくることが多い。ここ最近は配布ソースコード(つまりアプリケーションそのもの)だけを読んで完結する問題が持ってこられる事は珍しく、使われているライブラリやnode.js自体のソースコードを読まないと解けないことが多い。そういえばPwnもglibcを読むことがあったので、特に現実のプロダクトを読まなくて済んでいたCryptoの方が珍しいのだと思う。読まないといけない範囲が大きくなって骨が折れるが、同時に仮説の検証のために手を動かす機会も増えるので楽しい。

CryptoはCryptoで「(数学や計算の楽しさに大きく依存する)楽しさ」があるのだが、それなら数学をやれば良いし、何より3年もやっていると「典型問題をTypoやコピペミス、計算ミスに気を付けて解く」か「初めて見るCryptosystem2を一から攻撃方法まで調べて(そして大抵は論文を読む)気合でExploitを書く(そして大抵は失敗する)」かのどちらかが9割を占めて、絶妙な難易度の問題に出会って満足出来る機会が少ない。このマンネリ化は多分、他分野でも同じだろうが、他分野が詰まっても一応手を動かす余地が残っているのに対して、Cryptoは計算用紙の余白か虚空を見つける以外に無い3。Cryptoも努力次第でまだまだ伸ばせる部分はあると思うのだが、時間に対する成長度合いがかなり小さくなっているのでこの辺でCryptoは引退しようと割と本気で考えている。


Twitterをやめてからの情報収集を円滑にするためにアプリケーションを書こうと思っている。特に個別のサービス(SNS、ブログ、動画等)に分散しているものの新着を一箇所にまとめられるようにしたい。一番困っているのはRSSフィードを提供していないサイトで、気合でスクレイピングするしか無い。そんな事を愚痴ったらRSSフィードを提供していないブログを書いている友人から「Githubのリポジトリをwatchしてくれ」と返された。たしかにそれで3割ぐらいのサイトに関しては解決する。


一昨日ぐらいにポチったディップスバーが届いた。これで懸垂とベンチプレス(と10kgのダンベルを要するトレーニング)以外のトレーニングはだいたい部屋で出来るようになった。懸垂も現時点で全く出来ないのを出来るようにするために、ディップスバーで斜め懸垂(オーストラリアンプルアップ)から始めることにしたのでしばらくは懸垂バーやぶらさがり健康器も不要である。ちなみにディップスも1回ぐらいしか出来ないのでしばらくはこれ1本で割と鍛えられそうである。

筋トレ以外にも健康的な自炊4を加速させるための調理器具を買ったりしているのでこの一ヶ月で人が変わったかのように健康オタクになってしまった。


たまにYoutubeで大学数学関連の動画を見ているせいか、サジェストに大学受験から数学オリンピックレベルぐらいの問題解説が流れてくる。仮にも大学受験を突破した人間なので、サムネだけを見て「解けそう」だと思うことが割とあり、挑んで解けたら動画を見て答え合わせをするという遊びをしている。なお、天邪鬼なので解ける見込みが無い時は「再生回数に絶対寄与してやらない」という気持ちの下、タブを閉じている。

ちなみに整数問題ばかり選り好みして解いていたせいか、整数問題ばかりサジェストされるような気がする。確かに高校時代得意だったような記憶がある5

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正確には最後のPrototype Pollutionパートを概念だけで済ませているのでExploitは書いていない。今日時間があったら書くかもしれない

2

適切な訳が不明、「暗号システム」はなんかダサい。なお、私が「ダサい」という言葉を使う時は完全に主観なので無視していただいて構わない

3

私の場合、布団に入って天井を見つめていることが多いが、意外とこの方法で天啓が降ってくることがある

4

わざわざ「健康的な」と付けたのは以前までの自分が「不健康的な」自炊をしていたからである

5

あと場合の数とそこから発展する確率問題が得意だったので離散的なものが得意らしい